面白かった映画覚え書き2016 - Nine days good

面白かった映画覚え書き2016

「西遊記〜はじまりのはじまり〜」
2013年中国チャウ・シンチー監督・脚本で、今回出演はしていません。
西遊記が好きなので、すごく面白かった〜。三蔵法師が旅立つ前のお話です。
Gメン75パロとか最高でした。ドラゴンボールの悟空のゴリラとか、監督は日本のドラマやアニメが
好きなんですね。これ続きがあると思ったら無くてすごく消化不良です。続きがぜひとも見たい。
これから撮影、という情報があったのできっと続きを撮ってくれると信じています。
西遊記で好きなのは、一回三蔵法師が孫悟空に呆れて見放した時に、孫悟空が悲嘆して三蔵法師に
「嘘でしょ捨てないで一緒に居て(脳内意訳)」とすがりつく所です。そこ早く見たい...




「エクソダス:神と王」2014年アメリカ映画、リドリー・スコット監督
最後に「トニー・スコットに捧ぐ」とクレジットがあり、しんみりしました。
旧約聖書の出エジプト記をもとにしたお話だけど色々細かく変えてあります。
モーゼが奴隷にされているヘブライ人を率いてエジプトを脱出するお話です。
「十の災い」の話は子どもの頃に聞いて知っていたので実際の映像を見ながら記憶を呼び戻す行為が
面白かったです。1・水を血に変える、2・蛙を放つ、3・ぶよを放つ、4・虻を放つ、
5・疫病を流行らせる、6・腫れ物を生じさせる、7・雹を降らせる、8・蝗を放つ、9暗闇でエジプトを覆う、
10・長子を皆殺しする、これで十の災い。
1あたりで言う事聞いておけば良かったのに、10まで粘るもんだからかわいそうな事になってしまって。
いつも犠牲になるのは罪なき弱いものたちです。罪がある順に強くて悪くてアホっていう。
ヘブライの神の描写が面白かったですね。奴隷で連れて来られる前に何とかしなかったのか神は。
いつも取り返しがつかなくなってからやっと腰を上げる、神も王もやってることは結局同じですね。





「100歳の華麗なる冒険」2013年デンマーク
ものすごいブラックユーモアの映画です。ブラックユーモアのフォレスト・ガンプです。
100歳の誕生日に老人ホームの窓から逃げ出した主人公の老人が過去を振り返りながら飄々と周囲を
巻き込み逃亡を続けるというのがおおすじで、この老人の過去がすごく面白いんです。
まず、どうして老人ホームに入れられたかというと、冒頭に愛猫を襲ったキツネを爆破するんです。
それで一人暮らしを止めさせられて老人ホームに入れられてしまうという。冒頭で、すでに「何この
老人・・・」と唖然です。その後、その老人が爆破マニアで爆破のプロとして世界にちょこちょこ歪みを
起こして来た過去が描かれ、ぐんぐん面白くなります。
アドベンチャーコメディーなんて生易しいもんじゃなく、どす黒いユーモアに溢れたお話です。
主役のスウェーデンを代表するコメディー俳優、ロバート・グスタフソンさんが青年期
から100歳までを演じきり、本人が50歳ぐらいというのも驚きました。面白かった〜。





「味園ユニバース」2015年日本映画、山下敦弘監督、渋谷すばる主演
舞台は大阪に実在する味園ビルにあるユニバース。出て来る「赤犬」も実際にあるバンドだそうです。
記憶喪失の主人公がバンド赤犬の演奏中に乱入しいきなり歌い始めたことからボーカルとして参加する
ことになるが・・・というお話です。二階堂ふみさんが関西出身の人なんだなと思って見ていたら違くて、
すごく関西弁がうまいです。まったく違和感を感じませんでした。沖縄出身なんですよね。両親や祖父母に
関西人がいる、とかでないとしたら本当にすごいかもしれない。演技が一本調子でいつも同じだと思って
いたからちょっと見直してしまった。渋谷すばるくんは途中まで記憶喪失なので呆然と立っていることが
多くて、体が斜めになっていたり手がぶらーんとしてたり、いきなり刃物で刺して来そうなヤバい表情とか
良かったです。この監督さんの松ヶ根乱射事件という映画が好きで、この人の映画はおっさんがうざくて良い
演技をするんですよね。あと、わりとアイドル映画を撮らされる人ですよね。
渋谷すばるの記憶が戻った後の展開や演出は、「あ、これ、アイドル映画なんだ」となりました。
でもすいかの種を飛ばしあうシーンとか、普通はそこで切るだろうというシーンをえんえんと流し続けたり、
前半に魅かれるものが多い映画でした。







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